LINE WORKSアプリを正常に利用できないときに、問題の切り分けや解決に役立つ情報をご案内します。
アプリのシステム要件
PC版アプリ、モバイル版アプリがLINE WORKS利用時のシステム要件を満たしているか確認してください。
最新版へのアップデート
最新版のアプリを利用しているか確認してください。
現在利用中の製品バージョン情報を確認する方法およびアップデートの有無は、アップデート方法を参照してください。最新バージョンにアップデートする事で問題が解決するか確認してください。
他社製品ソフトウェアの影響
他社製品のソフトウェアがLINE WORKSサービスの接続に影響を及ぼす場合があります。端末にインストールされたウィルスや広告をブロックするプログラムが、LINE WORKSの通信を悪意のあるものと誤って認識し、制限することがあります。LINE WORKSサービスが利用出来ない場合、該当すると考えられるプログラムを一時的に停止し動作を確認してください。
また、他社製品のソフトウェアで「* worksmobile.com」を信頼済みサービスとして許可する設定を行ってください。
プロキシやファイアウォールの影響
プロキシとファイアウォールの設定により、LINE WORKSサービスの接続に影響を及ぼす場合があります。
LINEWORKSサービスはポート443を介して、ブラウザやアプリのトークサーバー間で継続的な接続を行うためにWebソケットを使用しています。ファイアウォールやプロキシは、これらの接続を維持するように構成する必要があります。LINE WORKSサービスの接続が正常に行えない場合は、以下の内容を社内のネットワーク管理者に問い合わせ、プロキシやファイアウォールの設定を変更する事で問題が解消されるか確認してください。
- *.worksmobile.comを許可してください。
- プロキシがSSL復号化を実行していることを確認してください。なお、プロキシはWebソケットをサポートする必要があります。それ以外の場合は「*.worksmobile.com」をSSL復号化から除外する必要があります。
- Mac環境で利用している場合は、PCのシステム環境設定でネットワークや高度なプロキシの自動プロキシ検出が無効になっていることを確認してください。
サーバーへの接続エラー
ブラウザ版のトーク画面で、「サーバーとの接続が不安定です」「ネットワークが不安定です」などのメッセージが表示され、メッセージの送受信が出来ない場合は以下を確認してください。
- ウェブトークがロードされない場合は、ネットワークポート443のアウトバウンドTCP接続を許可するようにしてください。
- ウェブトークがロードされてもエラーが引き続き表示される場合は、ブラウザ診断ページ*1にアクセスして接続テストを行うことができます。また、各サービスの稼働状態を確認するには、「サービス状態」ページを参照してください。
音声通話・ビデオ通話を利用できない
音声通話またはビデオ通話を利用できない場合は、以下を順に確認してください。
- 利用中のネットワークで以下のポートが開放されているか確認してください。
Protocol:TCP Port:10001~10020
Protocol:UDP Port:10000~30000 - 手順1のオプションが問題ない場合は、https://voipnx-saturn.line-apps.comのポート443(選択的にHTTPSプロキシを使用)でHTTPSを許可する必要があります。
オーディオエラー
通話中の音声で問題が発生する場合は、以下を確認してください。
- LINEWORKSアプリを再起動して改善されるか確認してください。
- 端末でサウンドがミュートになっていないか、正しい入出力のデバイスが選択されているか確認してください。
- プラットフォーム別のサウンドに関するトラブルシュートを確認してください。
Windows 10 のサウンドの問題の解決
Macの内蔵スピーカーから音が聞こえないときは
iPhone、iPad、iPod touchのスピーカーから音が出ない/音が歪む
音声通話・ビデオ通話のカメラで問題が発生する
音声通話・ビデオ通話のカメラで問題が発生する場合は、以下を確認してください。
- LINEWORKSアプリを再起動して改善されるか確認ください。
- プラットフォーム別のカメラに関するトラブルシュートを確認してください。
Windows 10 でカメラが動作しない
Macの内蔵カメラを使用する
iPhone、iPad、iPod touchのカメラやフラッシュが機能しない場合
ビデオ通話や画面共有中のネットワークが遅い
CPU(Central Processing Unit)の使用量が高い*2可能性があります。参加者が多数のグループ通話の場合は、不要な映像を停止したり、映像を再度有効にしたりしてください。改善されない場合は、ブラウザ診断ページ*1にアクセスして接続テストを行ってください。
ブラウザ診断ページ*1で警告が表示される
- 「ネットワーク」で警告が表示される場合は、警告に表示された内容を社内のネットワーク管理者にご相談ください。
- 「マイク&カメラ」で警告が表示される場合は、「オーディオエラー」や「音声通話・ビデオ通話のカメラで問題が発生する」を確認してください。
- 「ファイル」「Webソケット」「サーバー状況」で警告が表示される場合は、有料プランをご利用の管理者の方はお客様環境にて生じている問題の詳細と、ブラウザ点検ページの実行結果として生成されるURLをコピーして、お問合せフォームから問合せをしてください。
*1 ブラウザ診断ページを利用するにはログインが必要です。またモバイル環境には対応していません。
*2 一人当たりのビデオ通話に必要な最低BandwidthはVoIP Callが480 Kbps、画面共有は300 Kbpsです。
関連情報
関連キーワード:稼働、動作、エラー、デバイス