LINE WORKSメールのセキュリティに関する機能を設定することができます。
外部メールインポート
各メンバーが「外部メールインポート」機能を利用するように設定することができます。
ただし、「セキュリティ>ネットワーク管理」で「指定したIPからのみアクセスを許可」に設定した場合、外部メールインポートは利用できません。
他社メールサービスで受信したメールをLINE WORKSメールへインポートできます。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューを開いて['メール管理]を押して[メール管理]の画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [外部メールインポート]の右側の アイコンを押して修正できる状態に切り替えます。
- 「外部メールインポート」項目を設定します。
- 有効:すべてのメンバーが[外部メールインポート]機能を利用できます。
- 無効:すべてのメンバーが[外部メールインポート]機能を利用できません。
すでにこの機能が設定されている場合、設定された情報はすべて削除されます。
- 画面右上の[保存]を押します。
ダウンロード期限があるファイルの添付
メールから「添付できるファイルの容量」より大容量のファイルの送信許可を設定できます。
メールの「添付できるファイルの容量」は[管理者画面>サービス>メール>一般]画面から設定できます。
「ダウンロード期限付きファイル」を送信許可する場合、添付できる最大数と容量は[管理者画面サービス>メール>一般]画面から設定できます。
設定項目 | 説明 | 管理者画面での設定場所 |
添付できるファイルの容量 | 制限なくダウンロードできる添付ファイルの最大容量を指定できます。 | 管理者画面>サービス>メール>一般 |
ダウンロード期限付きファイル - 添付を許可 | 指定されたファイル添付容量より大容量のファイルの送信許可を設定できます。
これらのファイルは、7日間/100回までダウンロードできるファイルとして添付されます。 |
管理者画面>セキュリティ>メール管理 |
ダウンロード期限付きファイル - 添付できるファイルの数と添付できるファイルの容量 | 指定されたファイルの添付容量より大容量のファイルを送信できる場合は、メール1件につき添付できる最大数と最大容量を設定できます。 | 管理者画面>サービス>メール>一般 |
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューからを開いて、[メール管理]を押して[メール管理]画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [ダウンロード期限付きファイル]の右側の アイコンを押して変更できる状態に切り替えます。
- [ダウンロード期限付きファイル]の許可設定を選択します。
- 有効:「添付できるファイルの容量」より大きいファイルは、7日間100回までダウンロードできるファイルとして添付されます。
- 無効:「添付できるファイルの容量」より大きいファイルを添付できません。
- 画面右上の[保存]を押します。
メールのバックアップ/PCへの保存
各メンバーによるメールのバックアップおよびメールデータ(.eml)のPCへの保存有無を設定することができます。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューからを開いて、[メール管理]を押して[メール管理]画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [メールのバックアップ/PCへの保存]の右側の アイコンを押して修正できる状態に切り替えます。
- 「メールのバックアップ/PCへの保存」項目を設定します。
- 有効:すべてのメンバーが「メールのバックアップ/PCへの保存」機能を利用できます。
- 無効:すべてのメンバーが「メールのバックアップ/PCへの保存」機能を利用できません。
- 画面右上の[保存]を押します。
外部メール受信時に画像/リンクのブロック
社内ではなく外部から送信されたメールを受信した時、メール本文の画像やリンクのブロック設定ができます。
すべてのメンバーにブロックを適用することも、メンバーがそれぞれに適用を選択することもできます。
画像やリンクをブロックした場合でも、メンバーが直接[画像/リンクを表示]を押すと、添付画像とリンクを確認できます。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューからを開いて、[メール管理]を押して[メール管理]画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- 「外部メールの画像/リンクをブロック」の右側の アイコンを押します。
- 「外部メールの画像/リンクをブロック」を設定します。
- 必須 - すべてのメンバーのメールで画像/リンクをブロック:すべてのメンバーのアカウントから外部メールを受信した場合、画像やリンクがデフォルトでブロックされるように設定します。
- 選択 - 各メンバー別の環境設定に従う:各メンバーが自律的に外部メールを受信した場合に、画像やリンクのブロック設定ができます。
- 画面右上の[保存]を押します。
外部へのメール作成時にアラートバナーを表示
メンバーが社内以外の外部メールアドレスにメールを送信する際、メール送信画面にアラートバナーを表示するように設定します。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューからを開いて、[メール管理]を押して[メール管理]画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- 「外部へのメール作成時にアラートバナーを表示」の右側の アイコンを押します。
- 「外部へのメール作成時にアラートバナーを表示」の適用を選択します。
- 画面上部の[保存]をクリックします。
外部へのメール送信時にポップアップのアラート画面を表示
メンバーが社内以外の外部メールアドレスにメールを送信する際に、送信直前にアラートポップアップを表示するように設定します。
外部メールアドレスに送信されるすべてのメールに対してアラートポップアップを表示するか、特定の条件にのみ表示するように設定できます。
ただし、送信者が外部メールアドレスを含むメーリングリスト(DL)の場合は、アラートポップアップは表示されません。
ポップアップアラート画面の表示設定
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューを開いて[メール管理]を押す。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [外部へのメール送信時にポップアップのアラート画面を表示]の右側の アイコンを押して修正できる状態に切り替えます。
- [外部へのメール送信時にポップアップのアラート画面を表示]設定を有効にします。
- ポップアップを常に表示するか、条件に応じて表示するかを選択します。
- 常に表示:外部メールアドレスに送信されるすべてのメールにアラートポップアップを表示します。
- 条件を設定:外部メールアドレスに送信するメールのうち、下記の条件に該当する場合のみアラートポップアップを表示します。
- 添付ファイルがある場合のみ:添付ファイルがある場合にのみアラートポップアップを表示します。
- 「個別」にチェックがない場合のみ:「個別」送信を設定していない場合にのみアラートポップアップを表示します。
- 添付ファイルがあり、「個別」にチェックがない場合のみ:添付ファイルがあり、「個別」送信設定をしていない場合にのみアラートポップアップを表示します。
- 画面右上の[保存]を押します。
アラートポップアップの文章の設定
外部メールアドレスにメールを送信する前に表示されるアラートポップアップの内容を設定します。
内容を設定しない場合、自動的に英語で作成されたデフォルトの内容が表示されるため、ドメインのポリシーに合う内容を必ず入力してください。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューを開いて[メール管理]を押す。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [外部へのメール送信時にポップアップのアラート画面を表示]の右側の アイコンを押して修正できる状態に切り替えます。
- [外部へのメール送信時にポップアップのアラート画面を表示]設定を有効にします。
- [ブラウザ版のアラート設定]または[モバイル版のアラート設定]を押して内容を入力します。
この時、「基本言語」タブの内容は、下記の場合に表示されます。- メンバーが「環境設定」の[個人情報>言語設定]で設定した多国語が[管理者画面>会社情報>多言語設定]に追加されていない多国語の場合
- [アラート設定]の多言語タブの内容が書かれていない場合
- [保存]を押して内容を保存し、「X」アイコンを押して画面を閉じます。
- 画面右上の[保存]を押します。
セキュリティレベルの設定
LINE WORKSメールのセキュリティレベルは「公開」、「社外秘」、「機密」、「業務外」があり、管理者はセキュリティレベル別の使用設定ができます。
メンバーは、現在使用中のセキュリティレベルから一つを指定してメールを送信できます。
- 公開:メールの有効期間がなく、常に再送信できます。セキュリティレベルを指定していないメールは「公開」レベルが適用されます。
- 社外秘、機密:セキュリティ上、重要なメールを送信する際に使用できるセキュリティレベルです。会社のポリシーに応じて、レベル名とレベル別の設定を変更できます。
- 評価名:「社外秘」と「機密」レベルの右側の[修正]をクリックしてセキュリティレベル名を変更できます。
- 変更後は、管理者画面とサービスで変更されたセキュリティレベル名で表示されます。
- 監査ログには、変更されたセキュリティレベル名を区別できるように、変更したレベル名の前にRestricted(対外比)またはConfidential(機密)が併記されます。
- 評価別設定:「有効期限」、「メール転送禁止」、「有効期限で送信者のメールも自動削除」の設定ができます。
- 評価名:「社外秘」と「機密」レベルの右側の[修正]をクリックしてセキュリティレベル名を変更できます。
- 管理者画面の左側のメニューから[セキュリティ]を選択してメニューを開いて['メール管理]を押して[メール管理]の画面に移動します。モバイルからは ボタンをタップするとメニューが表示されます。
- [情報レベル]を選択します。
- [情報レベル]の右側の アイコンを押して修正できる状態に切り替えます。
- 各セキュリティレベルの利用有無を選択します。
- 有効:メンバーがメールを送信する際に、対応するセキュリティレベルを指定できます。
- 無効:メール作成時にセキュリティレベルを設定できません。すべてのメールは「公開」となります。
- 「社外秘」と「機密」レベルを有効にすると、「社外秘」と「機密」メールの詳細設定を変更できます。
- 有効期限:メールを確認できる期限です。有効期間が過ぎたメールは削除されます。1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月から選択できます。
- メール転送禁止:受信したメールを他の人に転送できないように設定します。
- 有効期限で送信者のメールも自動削除:有効期間が経過すると、メールの送信者の「送信済み」からもそのメールが削除されます。
- 画面右上の[保存]を押します。