LINE WORKSでは、「組織」や「グループ」を作成し、メンバーを所属させることができます。「組織」や「グループ」は、それぞれ特性やメリット、管理方法が異なります。
- 組織
企業や団体内で営業部や経理部など、複数の組織が存在する場合に、LINE WORKS内に自社組織にあわせた組織を作成し、メンバーを所属させて運用します。管理権限を持つ管理者のみ組織の管理が可能です。組織が存在しない小規模な団体などは、組織を作成せずにメンバーを登録することも可能です。ただし、企業や団体内で複数の組織が存在しており所属メンバーが多い場合は、組織を作成することを推奨します。
図1. 組織とチーム
「組織」機能の特性
- 組織図が階層で表示されるため見やすい(図2参照)
- 管理権限を持つ管理者のみが組織の管理を許可されており、一般メンバーによる組織情報の管理はできない
- 組織改編や組織名の変更時に管理者が対応する必要がある
- 組織単位やメンバーで閲覧を制限できる
図2. アドレス帳の基本階層
- グループ
組織が存在しない小規模な団体や組織を横断してメンバーが集まるプロジェクトなどが存在する場合、LINE WORKS内で用途に応じたグループを作成し、メンバーを所属させて運用を行います。
グループの管理は、管理者だけでなくメンバーが管理することもできます。組織が存在しない小規模な団体や、組織を横断してメンバーが集まるプロジェクトを作成したいときに使用することを推奨します。
図3. 組織とグループ
図4. 組織に未所属のユーザーとグループ
図5. 組織と組織に未所属のユーザーと他社のLINE WORKSユーザーとグループ
「グループ」機能の特性
- 組織や社内外を超えたグループを作成できる
(例:組織を横断するプロジェクトのグループ、外部LINE WORKSユーザーを含めたグループなど) - 管理権限を持つ管理者以外にグループ自体の管理権限を持つ一般メンバーがグループを管理できる
- グループの作成権限が「メンバーが自由に作成可」に設定されている場合、全メンバーがアドレス帳から新たなグループを作成できる
補足
組織やグループを作成せずにメンバーを登録した場合は、ノートやフォルダ、トークルームカレンダーが使用できません。これらの機能をメンバー全員で使用する場合は、メンバー全員が含まれる組織やグループを作成する必要があります。
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