LINE WORKSメールをPOP3/IMAP/SMTPに対応するデバイスや外部サービスで送受信することができます。

ただし、管理者が利用を許可していない場合は、［POP3/IMAP］設定が表示されません。

IMAPとPOP3の違い

IMAPはPOP3に比べ、下記のような特徴があります。

• メールをフォルダ単位で管理できます。
  モバイルデバイスのメールアプリでIMAPを設定すると、送信済みフォルダ、迷惑メールフォルダ、ゴミ箱のメールを取得することができます。（POP3 は不可）
• サーバーのメールボックスとメールプログラムのメールボックスおよびその内容が一致するように同期します。
  IMAPを利用すると、メールサーバーとメールアプリが同期され、メールを削除、コピー、移動した際にデータを同じ状態に維持することができます。
  また、1 つのメールアカウントを複数のメールアプリで同期することができます。（ただし、同時接続可能なアプリの数が制限されていることがあります。）
• メールの一部を先に取得できます。
  IMAPを利用してメールアプリからメールを取得する際、メールヘッダと本文の一部を先に取得して表示できます。POP3よりもスマートフォンなど、モバイル環境でのデータ利用を減らすことができます。

POP3/SMTPの設定

POP3を利用する場合、メールのダウンロード範囲や既読表示などを設定できます。

POP3の設定値

POP3/SMTPをメールクライアントに設定し、メールクライアントで下記の設定値を入力します。

• POPサーバー名：pop.worksmobile.com
• POPポート（セキュリティー接続方法）：995（SSL）
• ID：LINE WORKSメールアドレス（ドメインを含む）
• パスワード：外部アプリのパスワード（［環境設定＞セキュリティ＞外部アプリパスワード］から作成した値を入力）

IMAPの設定値

IMAPをメールクライアントに設定し、メールクライアントで下記設定値を入力します。

• IMAPサーバー名：imap.worksmobile.com
• IMAPポート（セキュリティー接続方法）：993（SSL）
• ID：LINE WORKSメールアドレス（ドメインを含む）
• パスワード：外部アプリのパスワード（［環境設定＞セキュリティ＞外部アプリパスワード］から作成した値を入力）

SMTPの設定値

メールクライアントから、下記のように設定することでSMTPをメールクライアントに同期させることができます。

• SMTPサーバー名：smtp.worksmobile.com
• SMTPポート（セキュリティー接続方法）：465（SSL）または587（STARTTLS/SSL）
• ID：LINE WORKSメールアドレス（ドメインを含む）
• パスワード：外部アプリのパスワード（［環境設定＞セキュリティ＞外部アプリパスワード］から作成した値を入力）

モバイルデバイスを紛失した場合や、POP3/SMTPまたはIMAP/SMTPを利用しない場合、管理者が管理者画面からPOP3/SMTPまたはIMAP/SMTPの利用設定を変更できます。