文書内の情報を読み取り後、結果をファイルでダウンロードする前に、内容を変換することができます。
利用可能な変換ルールは以下の通りです。
| 変換ルール | 説明 |
| 文字列の変更 | 読み取り値内の文字列AをBに変更します。 |
| 文字列の追加 | 読み取り値に特定の文字列を追加します。 |
| 文字列の削除 | 読み取りされた値から特定の文字列を削除します。 |
| 全角/半角の変換 | 読み取りされた値を全角または半角に変換します。 |
| マスターデータによる変換 | 読み取り値をマスターデータに入力した情報に基づいて変換を行います。 |
ダウンロード設定
ブラウザ版
- プロジェクトリストで、プロジェクト名右側の
を押します。 - [ダウンロード設定]を押します。
- 読み取り項目の左上にある
を押して、上部のボタンリストに適用できるルールを有効にします。 - 適用するルールを選択します。
マスタデータに変換
マスタデータに入力した情報に基づいてデータを変換したり、不足している項目を補完したりすることができます。
ブラウザ版
- プロジェクトリストで、プロジェクト名右側の
を押します。 - [ダウンロード設定]を押します。
- 読み取り項目の左上にある
を押して、画面上部のボタンリストに適用できるルールを有効にします。 - [マスターデータによる変換]をクリックします。
- 「マスターデータとの突合条件」と「変換内容」に値を入力します。
- [保存]をクリックします。
変換例
登録情報
- 商品名「マスター」でマスタデータを作成し、製品やメーカー情報などが記載されているものと仮定します。
| 製品コード | 製品名 | 単価 | 納入数量 | メーカー |
| A-001 | A4コピー用紙 80g | 100円 | 10個 | 株式会社ABC |
| A-002 | A3コピー用紙 60g | 200円 | 20個 | XYZ株式会社 |
| A-003 | 普通紙 | 100円 | 20個 | 株式会社ABC |
文書読み取り結果
- メーカー情報が欠落していることを想定します。
| 製品名 | 単価 | 数量 | 割引率 | メーカー |
| A4コピー用紙 80g | 100円 | 10個 | 10% | データなし(情報欠落) |
| A3コピー用紙 60g | 200円 | 20個 | 5% | データなし(情報欠落) |
| 普通紙 | 100円 | 20個 | 12% | データなし(情報欠落) |
条件と変換情報の入力
プロジェクト内のドキュメント読み取り結果から欠落したメーカー情報を、マスタデータを利用して補完する場合を例に説明します。
- ダウンロード設定 画面で、変換ルールを適用する項目として「メーカー」を選択します。
- 画面上部の変換ルールメニューからマスターデータによる変換を選択します。
- 条件設定で、以下の情報を選択します。
- 「プロジェクト内の対象項目を選択」フィールド:製品名
- 「マスターデータを選択」フィールド: 商品名マスター
- 「マスターデータ内のデータラベルを選択」フィールド:製品名
- 変換設定で以下の情報を選択します。
- 「マスターデータを選択」フィールド: 商品名マスター
- 「マスターデータ内のデータラベルを選択」フィールド:メーカー
- [保存]をクリックします。
以下の表で各段階を詳しく説明します。
| 選択メニュー | 選択項目 | 説明 |
| ルールを適用する項目を選択 | ダウンロード設定で「メーカー」を選択します。 | ルールを適用して値を変更したい項目を選択します。 |
| 上部のルールを選択 | マスターデータに変換を選択します。 | |
| マスターデータとの突合条件 選択ー プロジェクト内の対象項目を選択 | 「製品名」を選択します。 | プロジェクトの項目内でマスターデータのヘッダーと値が一致するかを比較する値を選択します。 |
| マスターデータとの突合条件 選択ー マスターデータを選択 | 「商品名マスター」を選択します。 | 値を参照するために、[マスターデータ]を選択します。
条件と変換で参照する マスターデータ は同一でなければなりません。 |
| マスターデータとの突合条件 選択ー マスターデータ内のデータラベルを選択 | 「製品名」を選択します。 | 選択した マスターデータ 範囲内で、プロジェクトの項目と値が一致するかどうかを比較する値を選択します。 |
| 変換内容 選択ー プロジェクト内の対象項目を選択 | 「メーカー」の項目が自動的に選択されています。 | 変換ルールを適用する読み取り項目「メーカー」がすでに選択されている状態です。 |
| 変換内容 選択ー マスターデータを選択 | 「商品名マスター」を選択します。 | 値を参照するために、[マスターデータ]を選択します。
条件と変換で参照する マスターデータ は同一でなければなりません。 |
| 変換内容 選択ー マスターデータ内のデータラベルを選択 | 「メーカー」を選択します。 | ルールを適用する項目の値を置き換えるマスターデータのデータラベルを選択します。 |
マスターデータとの突合条件を登録する理由
マスターデータとの突合条件は、どのデータを取得するかを決定するための基準です。
この例では、プロジェクトの項目値である「製品名」と、「商品名辞書」の「製品名」を条件として比較しました。
したがって、製品名が「A4コピー用紙 80g」の場合はメーカーを「株式会社ABC」に、製品名が「A3コピー用紙 60g」の場合はメーカーを「XYZ株式会社」と入力できます。
もし、製品名ではなく納入数量を条件として設定した場合、納入数量が20個のメーカーの中に株式会社ABCとXYZ株式会社の両方が含まれているため、正確な変換が行われません。
つまり、条件は辞書内で一意に識別可能な項目として設定する必要があります。