必見！最高管理者の権限引き継ぎ！

2023.08.15

こんにちは！カスタマーサポートの中の人です。

早速ですが皆さんは「最高管理者」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか？

今回のブログではLINE WORKSの管理者権限の最上位権限である、「最高管理者」の持つ権限の一つ「最高管理者の権限委任」機能についてご紹介します。

最高管理者とは？？

さっそく説明に入る前に、まずはLINE WORKSの管理者について少し紹介してみます。

LINE WORKSをお使いの方は大きく分けて「管理者」と「一般ユーザー」という２つの権限タイプにわかれます。

管理者の権限を付与されたメンバーは、通常のLINE WORKSサービス画面に加えて、管理者画面にログインできるようになります。

管理者画面では、会社で利用するLINE WORKSの様々な基本設定を行うことができます。
そして、管理者権限にも、いろいろな権限タイプを作成でき、それぞれの会社であれば、人事部門やセキュリティ対策部門などそれぞれのメンバーの属性に応じて、管理者が操作できる管理機能の制限ができるように設計されています。

そして、今回ご紹介する「最高管理者」とは、管理者権限の中の最上位の権限タイプである、「最高管理者」権限に指定されたメンバーということになります。

管理権限の中でも「最高管理者」はドメイン内で1人しか設定することができず、すべての管理機能を操作することのできるメンバーということになります。

最高管理者だけに与えられた権限をいくつかご紹介します。

– グループ名（＠マークより後ろの文字列）の変更

– 利用プランのアップグレードおよび解約

– LINE WORKSからの大事なおしらせの配信宛先設定

LINE WORKSからサービス利用における重要なお知らせ（アップデートの事前案内や、サービスや規約などの変更事前案内等）内容は、最高管理者の登録メールアドレス宛に通知されます。そのため、最高管理者に指定される方は、日常的にこれらのLINE WORKSからの重要なお知らせを受信し対応いただけるかたを指定いただくことをおすすめしています。

前置きが長くなってしまいましたね。

ここからが本題です！！

小規模な範囲でLINE WORKSを利用されていらっしゃる場合は「最高管理者1名しか管理者がいない」という状況もあると思います。

そんなときに「最高管理者の方が退職して、LINE WORKSの管理者が誰もいない！」という状況になると、こんな困ったことがおこります。

・組織/グループ名/メンバーの管理ができない

・メンバーのパスワード変更を代理できない

・サービスの設定/セキュリティ設定を管理できない

・監査情報にアクセスできない…etc

これらを事前に予防する意味や、もし最高管理者の方が今後、LINE WORKSを使用されなくなる予定がある場合に、あらかじめ最高管理者の権限を他のメンバーに委任することによって、ドメイン全体の管理ができなくなってしまう状況を回避できるので、ぜひとも準備しましょう！

最高管理者の委任操作

委任を行うには「今の最高管理者」と「新しい最高管理者」がそれぞれ準備や操作を行います。

今、このブログを作成するためのドメインでは、最高管理者は私（カスタマーサポート中の人）です。

この最高管理者権限を「サポート社員」さんに委任したいと思います。

✓ 事前準備

委任操作には新しい最高管理者である「サポート社員さんの個人メールアドレスと携帯番号」が必要です。

もし登録されていない場合は、委任操作を行う前に登録をお願いします。

✓ 操作の流れ

おおまかな操作の流れは以下の通りです。

今の最高管理者が管理者画面から委任操作を行う（新しい最高管理者にメールが送信されます）
新しい最高管理者がメールから権限の委任を受諾する

操作自体はとてもシンプルですね！

✓ 管理者画面の操作

では実際の操作です。

［管理者画面］＞［セキュリティ］＞［管理者権限］＞［管理者］タブ＞［権限委任］をクリックします。
検索ボックスで権限を任命するユーザーを検索し、［次へ］をクリックします。
※　ユーザーを検索するときは、氏名またはIDで検索できます。
この画面まで進むと、新しい最高管理者（サポート社員さん）の個人メールアドレスにメールが送信されます。
ここまでで管理者画面の操作は終了となります。
※　最高管理者の委任には期限が定められています。14日以内に新しい最高管理者に受諾していただきましょう。