この機能は有償プランでのみご利用できます。

LINE WORKSのすべてのメンバーは組織図から他の組織のメンバーの確認やプロフィールを閲覧できますが、組織図から他の組織とメンバーを閲覧できないように制限できます。

会社のLINE WORKSに登録されたメンバー、利用権限タイプ、組織単位で組織図の閲覧を制限することができます。

ただし、組織図の閲覧制限を設定すると、閲覧可能なメンバー以外のメンバーのプロフィールおよび予定を閲覧できず、アドレス帳で検索する際にも閲覧可能なメンバー以外は表示されません。

制限範囲	説明
メンバー	追加されたメンバーにのみ制限設定が適用されます。
利用権限タイプ	この利用権限タイプのすべてのメンバーに制限設定が適用されます。
組織	この組織に所属したすべてのメンバーに制限設定が適用されます。

メンバー、利用権限タイプ、組織の順に優先順位が設定されます。メンバーとして適用される制限は、組織に適用された制限よりも優先されます。

制限対象を追加しながら、対象が閲覧できる範囲を以下のように設定できます。

閲覧可能範囲	説明
所属組織のみ	所属した組織のみを組織図から閲覧できます。
所属組織と指定組織	所属した組織と、管理者が指定した組織（最大200個）のみ組織図から閲覧できます。このオプションを選択した場合は、所属する組織以外に閲覧できるようにする組織を選択する必要があります。
閲覧不可	本人のみ組織図から確認できます。

制限の追加

「メンバー」、「利用権限タイプ」、「組織」単位で組織図の閲覧を制限できます。

管理者画面の左側のメニューから［セキュリティ］を選択してメニューを開いて［組織図の閲覧制限］を押します。モバイルからはボタンをタップするとメニューが表示されます。
［追加］を押します。
組織図の閲覧を制限する対象を選択します。
追加する「メンバー」、「組織」、「利用権限タイプ」を選択して［OK］を押します。
閲覧できる組織図の範囲を選択します。
- 閲覧不可：社内アドレス帳を閲覧できません。
- 所属組織のみ：所属組織のみ閲覧できます。
- 所属組織と指定組織：所属組織と指定した組織を閲覧できます。
「所属組織と指定組織」に設定する場合は［組織を選択］ボタンを押して表示できるように設定する他の組織を選択してから［OK］を押します。
すべての設定を完了し、［保存］ボタンを押して保存します。

制限の修正

設定した閲覧制限を修正することができます。

管理者画面の左側のメニューから［セキュリティ］をクリックしてメニューを開き、［組織図の閲覧制限］をクリックします。
「メンバー」、「利用権限タイプ」、「組織」から修正する項目を選択します。
リストから修正する項目の右側の［修正］をクリックします。または、リストから修正する項目を複数選択して、リストの上部から［修正］をクリックして複数の項目を同時に修正することもできます。
閲覧できる組織図の範囲を選択します。
画面下部の［保存］をクリックして変更を保存します。

設定した閲覧制限を削除することができます。

制限を削除しても、選択範囲が（メンバー/組織/ユーザータイプ）に制限されている場合は、優先順位に沿って制限が適用されます。